BS朝日ドキュメンタリー
「人間国宝 × 人間国宝」
ARTerraceが制作協力した対談番組 BS朝日ドキュメンタリー「人間国宝×人間国宝」が、2026年9月2日(水)より4週連続で放送されます。
日本の伝統工芸を牽引する人間国宝が、分野の垣根をこえた対談を通して、普段は語られることの少ない創作活動の裏側や人生観、人間国宝同士だからこそ生まれる共感と発見をお届けします。
また、伝統工芸の魅力とともに、ARTerraceの活動や取り組みについても毎回番組内でご紹介いただく予定です。
BS朝日「人間国宝×人間国宝」放送日程(全4回)
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十四代 今泉今右衛門 先生(色絵磁器)
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渡辺晃男 先生(木工芸)
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須田賢司 先生(木工芸)
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中田一於 先生(釉下彩)
※ 外部サイトに遷移します。放送日時は変更となる場合があります。
撮影現場から
第1話に登場する室瀬和美先生の「蒔絵」の撮影に立ち会った弊社スタッフは、「仕事部屋の中が武道場の様に清潔だった」と振り返ります。「蒔絵の作業中は絶対に風を起こさないでください」と告げられ、石になった気持ちで自分の気配を消していたそうです。心臓の鼓動が聞こえてきそうな静寂のなか、先生の指先が粉筒を均一なリズムで叩く音だけが響いて、金粉が撒かれていた——「金粉がキラキラと音を出しているような気持ちになりました」
番組でぜひ、お楽しみください。
ARTerraceと工芸の関わり
ARTerraceは、公益社団法人日本工芸会と民間で唯一の連携協定を結ぶ企業グループの文化振興事業として、人間国宝を含む伝統工芸作家の作品流通や、情報発信に関わる活動を続けてまいりました。本番組についても、企画制作および撮影に全面的に協力しております。
登場作家や作品、伝統工芸に興味を持たれた方は、ぜひ下記の紹介ページをご覧ください。
「人間国宝」とは?
国は、文化財保護法で「演劇、音楽、工芸技術その他の無形の文化で、我が国にとつて歴史上または芸術上価値の高いもの」を無形文化財と定義。特に重要なものを「重要無形文化財」に指定し、同時にこれらの「わざ」を高度に体現・体得している人や集団を、保持者または保持団体として認定しています。
保持者や保持団体の認定には、「各個認定」「総合認定」「保持団体認定」の3つの方式がとられ、このうち各個認定を「人間国宝」、正式には「重要無形文化財の保持者」といいます。
重要無形文化財はこれまで芸能と工芸技術の2分野で指定されてきました。この指定・認定は1955年に始まり、芸能では、能楽、文楽、歌舞伎、舞踊などで指定。例えば「歌舞伎 女方(女形)」で坂東玉三郎さんが人間国宝に認定されています。工芸技術では、陶芸、染織、漆芸、金工などが指定され、「色絵磁器」で十四代今泉今右衛門先生が認定されています。
人間国宝には事実上定員があり、116名です。保持者の技術の錬磨や伝承者養成などに対する助成金の予算が2002年以降は毎年2億3200万円であるためです。
ちなみに、美術工芸品や建造物などの国宝は現在、計1,144件です。
※ 出典:NHKニュース 2025年7月18日「人間国宝 新たに芸能と工芸技術の部門で6人認定へ」(数値は同記事時点のもの)