私は産地の育ちではなく、陶芸の世界には大学(芸術大学)で出会いその道に入った者です。なので、私の創り出す作品はどこの産地の特徴もありません。しかし、それだから何にとらわれる事もなく自由に様々な原料や技法を学び、自分の表現に合わせ素材や技法を考え選び制作し続けてきました。特に、赤や金などの色と艶の無い白い地肌の組み合わせは、表現したい世界の形や図案の中で私の気持ちに繋がる特徴的な作風となっています。
日本工芸会の作家が作る作品は、日本文化の中で培われた芸術性と高度な技を駆使し生まれた世界でも稀に見る高度な作品です。
それを前提に、作品それぞれからあふれる魅力を楽しんで頂けたらと思います。