おくくぼ きよみ

奥窪 聖美

日本工芸会

漆芸

奥窪 聖美
  • 1995

    第12回日本伝統漆芸展 東京都教育委員会賞受賞

  • 1998

    第9回五島記念文化賞受賞

  • 2019

    第35回日本伝統漆芸展 東京都教育委員会賞受賞

石膏型に漆で麻布を貼り重ねて厚みを作ってから、型から抜き出す脱乾漆で自由な造形をしています。また、縄に漆を染み込ませて漆の乾く力にまかせた造形もしています。加飾は蒔絵や螺鈿、玳瑁を用いますが、布目を赤く顕して黒塗りと対比させ、蒔絵などと同等に扱って文様として取り入れています。元々、大名子女の婚礼調度の中に「角赤」と呼ぶ赤い布目を見せる木胎の箱があり、黒と赤と金蒔絵のコントラストに惹かれていました。自身の作品は継ぎ目が無い乾漆であるため、木地に布を貼って接合部の布を残して下地漆で島のように高く上げて黒く塗るという「角赤」とは異なります。さらに、布目の高さを黒塗りと同じ高さにしているため 自身の布目は「縁赤」「赤抜」と呼び区別しています。

経歴

  • 1984
    東京藝術大学大学院美術研究科工芸専攻漆芸分野修了
  • 1993
    文化庁主催指定文化財修理技術者講習会修了
  • 1995
    第12回日本伝統漆芸展 東京都教育委員会賞受賞
  • 1998
    第9回五島記念文化賞受賞
  • 1999
    海外研修(五島記念文化財団助成 西欧、北米1年)(〜2000)
  • 2003
    海外研修(文化庁芸術家在外研修員 ロンドン1年)(〜2004)
  • 2004
    SETAGAYA ART展(世田谷美術館)(同2006)
  • 2011
    『臺南國際樹漆藝術大展』(台湾)
  • 2012
    『125周年記念 漆芸 ― 軌跡と未来』展(東京藝術大学大学美術館)
  • 2014
    『関東のうつわ展』(伊丹市工芸ギャラリー)
  • 2016
    『中田英寿が出会った日本工芸展』(パナソニック汐留ミュージアム)
  • 2018
    『現代漆芸』展(金沢市立安江金箔工芸館)
  • 2019
    第35回日本伝統漆芸展 東京都教育委員会賞受賞
  • 2021
    『表現する漆 展』(金沢市中村美術館)

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作品一覧

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