心よりお悔やみ申し上げます

2026年7月15日
お知らせ

備前焼の伝統を深く受け継ぎながら、現代的な造形表現に挑み続け、人間国宝としても広く知られる陶芸作家・伊勢﨑淳先生が、去る7月11日に逝去されました。

1936年、岡山県備前市伊部に陶芸家・伊勢﨑陽山氏の次男としてお生まれになった淳先生。岡山大学教育学部特設美術科を卒業後、父・陽山氏に師事。兄・満氏とともに姑耶山古窯跡に中世の半地下式穴窯を復元し、古備前の焼成の復興に大きく貢献されました。

伝統技法を礎としながら、オブジェや陶壁など、備前焼に新たな地平を開かれた淳先生。
2002年には首相官邸の陶壁を手がけられ、2004年、備前焼で5人目となる重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定。2025年には文化功労者に選定されました。
備前市美術館のモニュメントをはじめ、最晩年まで生涯現役で土と向き合い続けられたその真摯な姿勢は、数多くの作家や美術愛好家に多大な影響を与えました。

先生のご功績を讃え、感謝と敬意を表するとともに、謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

株式会社ARTerrace一同
関係者一同