こみや やすまさ

小宮 康正

日本工芸会

染織

小宮 康正
  • 1983

    第30回日本伝統工芸展、突彫小紋着尺「組み違い連子」文部大臣賞受賞

  • 1990

    10周年記念特別ポーラ優秀賞受賞

  • 1994

    第7回MOA岡田茂吉賞 優秀賞受賞

  • 2006

    第53回日本伝統工芸展、江戸型小紋両面染「梅」高松宮記念賞受賞

江戸小紋【えどこもん】は江戸時代に武家の式服、裃などに用いられた、一枚板に貼られた絹の白生地を型紙で染める技法です。私、康正は康助【こうすけ】、康孝【やすたか】と3代にわたり江戸小紋の保持者に認定されました。精緻な単位模様を一色で染め出した菊格子、雨間、筋三筋は一見すると無地に見えますが、近づくとその美麗さに気づいていただけると思います。長年の経験と技で始めて完成する仕事です。

Career

  • 1956
    東京葛飾区に小宮康孝の長男として生まれる
  • 1972
    父のもとで修業を始める
  • 1980
    第27回日本伝統工芸展、小紋着尺「木瓜四十本連子」初入選
  • 1988
    突彫小紋着尺両面染「立霞入り連子」、文化庁買い上げ
  • 1989
    第26回日本伝統工芸染織展鑑審査委員東京国立近代美術館「ゆかたよみがえる」展に出品
  • 2007
    第54回日本伝統工芸展鑑審査委員
  • 2010
    紫綬褒章受章
  • 2015
    シルク博物館「今に生きる江戸小紋」展開催
  • 2018
    重要無形文化財保持者に認定

Artwork Overview

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