迎春にふさわしい「金色」をテーマに、釉裏金彩の吉祥文様を施した飾皿、銀河の輝きをたたえる蒔絵の棗、酒器、霧のように柔らかで繊細な輝きの截金絲綢、荘厳で重厚感ある鍛金や矧合技法の花器などをご紹介します。

木象嵌作家の島田晶夫先生へ、受賞作品の制作背景、木象嵌制作工程とその魅力、留学先スウェーデンでの北欧家具事情などをインタビューしました。

高い熱伝導率が特徴の純銀素材の酒器、打ち出しや独自技法「撹拌文」で制作された合子、神秘的な風合いの朧銀を用いた作品などをご紹介します。

唐津焼に始まり有田焼、伊万里焼へと続く陶磁器史の中で、三右衛門の名家は大きな存在感を示しています。三右衛門がもたらした歴史的意義や技術そして三家の作品の魅力を解説します。

秋深まり朽葉色の景色の広がる今日、自然由来の色味を楽しむ「備前焼」と「無名異焼」をご紹介します。地域ごとの土の特性を生かした技法で、自然が生み出す色彩の美しさを楽しんでみませんか？

秋の動植物を題材にしたぐい吞、蒟醤箱、蒔絵螺鈿の施された菓子器などをご紹介します。

月見で欠かせない芒を生ける風習にちなみ、月モチーフの花籃や花器などの作品をご紹介します。 工芸品を通じて、先人たちが月に寄せた思いや、その美意識をのぞき見てみませんか？