指物について

指物とは、木を削ったり彫ったりしてつぎ手と呼ばれる凸と凹の部材をつくり、それらを直角に組み合わせて箱などの作品をつくる技法です。

日本の伝統工芸技法紹介:指物

 

指物とは

木目の組み合わせを考えて、木を正確に切ることが第一歩です。木を削ったり彫ったりして、つぎ手と呼ばれる凸と凹の部材をつくり、それらを直角に組み合わせて箱などの作品をつくります。金属のクギなどを使わないで組み立てることが、指物の特徴です。

日本の伝統工芸品 指物の作品画像

指物の制作工程

①木を必要な数だけ切ります

②パーツごとにうまくつながるようにつぎ目をつくります

③組み立てて形をつくります

④仕上げに漆を塗って完成

指物の制作工程   ①木を必要な数だけ切ります  ②パーツごとにうまくつながるようにつぎ目をつくります  ③組み立てて形をつくります  ④仕上げに漆を塗って完成

 

 

<出典:『伝統工芸ってなに?』日本工芸会東日本支部編/芸艸堂刊 P48>