平文・卵殻・漆絵・鎌倉彫について

技法紹介:平文・卵殻・漆絵・鎌倉彫

 

 

伝統工芸技法紹介:平文・卵殻・漆絵・鎌倉彫

 

 

①平文とは

金や銀などの金属を、薄い板にのばしてからいろいろな形に切りぬいて模様をつける技法を平文と呼びます。

 

 

②卵殻とは

漆で模様を描いた上に、細かく割った卵の殻を置いて表現する方法です。色漆では出すことが難しい白色を鮮やかに表すことができます。おもにウズラの卵を使用します。

 

 

③漆絵とは

:色漆を使って絵を描く表現が漆絵です。最も古い時代に生まれた基本的な装飾表現です。

 

 

④鎌倉彫とは

:木地に模様を浮さ駆りし、その後塗りを重ねる技法です。同様の技法は日本各地に伝わっています。

 

伝統工芸技法紹介:①平文とは:金や銀などの金属を、薄い板にのばしてからいろいろな形に切りぬいて模様をつける技法を平文と呼びます。  ②卵殻とは:漆で模様を描いた上に、細かく割った卵の殻を置いて表現する方法です。色漆では出すことが難しい白色を鮮やかに表すことができます。おもにウズラの卵を使用します。  ③漆絵とは:色漆を使って絵を描く表現が漆絵です。最も古い時代に生まれた基本的な装飾表現です。  ④鎌倉彫とは:木地に模様を浮さ駆りし、その後塗りを重ねる技法です。同様の技法は日本各地に伝わっています。

 

 

<出典:『伝統工芸ってなに?』日本工芸会東日本支部編/芸艸堂刊 P37>