点や線で彫った部分に金箔や金粉を入れると、金色の強く輝く模様になります。金の代わりに銀を入れると沈銀、朱の色を入れると沈朱といいます。彫りあとがそのまま仕上がりになるため、失敗は許されません。
①模様を彫ります
②彫った部分に漆をすりこみます
③金粉で綿をつけます
④余分な粉を拭き取って完成
<出典:『伝統工芸ってなに?』日本工芸会東日本支部編/芸艸堂刊 P34>