在住の石川県加賀市山中温泉は温泉と山中漆器の生産地として栄えております。450年ほど前、木地師が隣の福井県から山中温泉の奥山に移り住み活動していました。下流の山中温泉に器物が流れてきたことから奥山の木地師が発見され、呼び寄せ、温泉客の土産物を生産し、その後京都、会津から職人を寄せ現在に発展してきました。山中の木地師はそれぞれの時代に名工が色々な技術を発明し、現在再現できない技法もございます。地元の活動でも毎年、新作展として新しい技術、技法を加えた作品を発表し各工人の腕試しの場でもあります。このような環境の中で職人は確かな技術があり、全国からの色々な器物の注文に対応しており、川北家も職人木地師の基、木工芸作家としてのオリジナル作品を制作し発表しております。独自の技法では、轆轤挽物の器物に多辺偏芯加飾挽と多辺偏芯透かし挽がございます。