自然から受けた感動を編んで表現することを心掛けています。荒編や細かい編の作品でも素材の線の流れのリズムや空間を生かして作品を表現するので、底から縁迄の線を切らさない。それは実用品から身に着けた基本です。
竹工芸は工芸の中で最も手作業で造形する作品ですので、作家の個性が現れます。その作家の個性感性を観ていただきたいです。一点一点がその作家のその時点での分身との思いで創作しております。