編物について

何百本もの細い竹ひごを編んで形をつくり上げていきます。同じ太さの竹ひごで編む方法と、数種類の太さで編む方法があり、様々な編み方を組み合わせて作品はつくられます。

伝統工芸技法:編物について

編物とは

何百本もの細い竹ひごを編んで形をつくり上げていきます。竹ひごのはばや厚みによって、編み目の模様や作品の形に変化が生まれます。いろいろな種類の編み方によって竹の持つしなやかさや美しい模様が作品に表現されます。
同じ太さの竹ひごで編む方法と、数種類の太さで編む方法があり、様々な編み方を組み合わせて作品はつくられます。竹を束ねて編むと力強く見えます。

伝統工芸:竹ひごの編物2種類の画像

 

編物の制作工程

①竹ひごの厚みを整えます

②底の部分から編んでいきます

③胴の部分を編みます

④ふちの部分に別の竹ひごを巻いてとめて完成!

編物の制作工程  ①竹ひごの厚みを整えます  ②底の部分から編んでいきます  ③胴の部分を編みます  ④ふちの部分に別の竹ひごを巻いてとめて完成!

 

 

 

<出典:『伝統工芸ってなに?』日本工芸会東日本支部編/芸艸堂刊 P52>