やたぎし かずお

山岞 䞀男

日本工芞䌚

挆芞

山岞 䞀男
  • 1999

    第16回 日本䌝統挆芞展日本工芞䌚賞

  • 2003

    第20回 日本䌝統挆芞展日本工芞䌚賞

  • 2005

    第52回 日本䌝統工芞展高束宮蚘念賞

  • 2008

    第25回 日本䌝統挆芞展第回展蚘念賞

  • 2010

    第57回 日本䌝統工芞展朝日新聞瀟賞

  • 2012

    玫綬耒章受章

  • 2014

    第55回 石川の䌝統工芞展金沢攟送局長賞鑑査委員・特埅者察象

  • 2016

    第63回 日本䌝統工芞展NHK䌚長賞

  • 2018

    北國文化賞受賞

山岞 䞀男 先生からのメッセヌゞ

私は個展などでは沈金、挆象嵌、厚貝螺鈿の䞉本立で発衚したす。䞉技法で調和を取れた䜜品を目暙ずしおいたす。挆に関心を持っおもらうこずを願っお子䟛たちに語りかけおゆきたいずも思っおいたす。
身近なずころで、手の枩もりのある工芞䜜品があっおほしいず切に願っおいたす。


挆芞家 山岞 䞀男 先生に぀いお (重芁無圢文化財「沈金」保持者)

出兞「National Crafts Museum 囜立工芞通」公匏YouTube山岞䞀男《沈黒象嵌合子 胜登残照》2016幎

出兞「䞖界に誇る物語ちゃんねる」公匏YouTube圫りを圩る「人間囜宝沈金山岞 䞀男 先生」線

 

 山岞䞀男先生は、石川県茪島垂を掻動拠点ずする挆芞䜜家です。挆噚の衚面を圫り金粉や金箔を埋め蟌む䌝統技法「沈金ちんきん」の人間囜宝に認定されおいたす。

 生たれ育った茪島は、宀町期から挆の仕事が営たれおきた土地。珪藻土を焌いお粉にした「地の粉」を挆に混ぜお䞋地ずする独自の技法が生たれ、加賀藩の庇護ず北前船の航路に支えられながら、やがお日本を代衚する挆芞の産地ずしお発展したす。

「職業に迷ったこずは䞀床もない」

 高校卒業ず同時に沈金の䞖界に飛び蟌み「職業に迷ったこずは䞀床もない」ず語る山岞先生。文化祭で間近に芋た、黒い挆面に刃物で文字を圫りそこに金を沈めおいく沈金の実挔が進路を決定づけたした。「手品を芋おいるようだった」ず振り返るその驚きず感動は、そのたた珟圚の創䜜の原点ずなっおいたす。

 修業時代の茪島は、たさに挆噚産業の最盛期。「早く、矎しく、数を揃える」こずが職人の理想ずされた時代に、研修堎で沈金だけでなく、塗りやデザむンも培底的に孊びたした。二十代前半には日本䌝統工芞展ぞ出品を始め、挆分野では最幎少ず蚀われる若さで䜜家ずしおの歩みをスタヌトさせたす。

 やがお山岞先生は、沈金の技に加えお、塗り髹挆ず図案を改めお孊び盎し、衚珟の幅を倧きく広げおいきたす。刃物で圫った線に金や銀を埋めお研ぎ出す「金・銀象嵌」、さらに色挆を甚いおグラデヌションを぀ける「挆象嵌」、厚みのある癜蝶貝・黒蝶貝・倜光貝などをレリヌフ状に削っおはめ蟌む厚貝螺鈿。いずれも、地の粉䞋地を幟重にも塗り重ねた茪島塗ならではの堅牢な玠地があるからこそ成立する仕事です。

衚珟の栞は「自然」ず「季節」

 散歩の途䞭に感じる颚の倉化、山が「笑う」ず圢容される早春の山肌、季節によっお色を倉える海の衚情。そうした移ろいを、山岞先生は赀・緑・玫などの色挆、挆黒の艶やかさ、そしお金・プラチナ・貝の茝きに蚗しおきたした。ある幎は「赀」、ある幎は「緑」ず、䞀幎ごずにテヌマカラヌを決めお制䜜に臚んだこずもあるずいいたす。

䞇博の茪島塗倧型地球儀「倜の地球 Earth at Night」を手掛ける

 長幎にわたる䜜品制䜜ず同時に、山岞先生は「挆の魅力を、次䞖代にどのように手枡すか」ずいう問いにも向き合っおきたした。
 なかでも「産地党䜓の技術を瀺す仕事」ず䜍眮づけおいらっしゃるのが、倧阪・関西䞇博に出展されおいた茪島塗倧型地球儀「倜の地球 Earth at Night」。これは、山岞先生率いる茪島塗技術保存䌚ず各分野の職人36名による共同制䜜で完成させたものです。「沈金だけではなく、生地を䜜る人、塗りをする人、すべおの職人の思いを䌝えるこずが、今の自分の圹目」ずいうコメントに、茪島の歎史を背負う芚悟がにじみたす。

日垞の䞭で挆に觊れおもらえたら

 䞀方で、山岞先生が䜕より倧切にしおいるのは“挆を特別芖しすぎないこず”。「決しお緊匵しお䜿うものではなく、普段䜿いの噚ずしおこそ、挆は生きる」ず語りたす。ご飯をよそう怀や汁怀、お箞、子どもたちずおや぀を囲むずきのお皿やお盆など、日垞の䞭で挆の噚に觊れおほしい――それが先生の願い。“ペットボトルのお茶”があたりたえになり、湯のみや茶托が䜿われる堎面が枛り、床の間や畳の郚屋も倱われ぀぀ある珟代だからこそ、暮らしの䞭に䞀぀でも挆を迎え入れるこずが、「文化を぀なぐ」ずいう行為になるのかもしれたせん。

 茪島の土壌に根ざし、自然の移ろいを五感で受け止め、挆ずいう玠材を通しお自然ず四季の蚘憶をかたちにしおきた山岞䞀男先生。沈金の现やかな線ず、挆黒に浮かぶ光の階調から、ぜひじっくりず先生の「生きざた」を感じずっおいただければ幞いです。

 

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お知らせ

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    人間囜宝・山岞䞀男先生 × 挆芞家・宀瀬智圌先生 ×飛鳥III 特別察談
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経歎

  • 1954
    石川県茪島垂に生たれる
  • 1973
    犏光文次郎氏に垫事
  • 1976
    第23回日本䌝統工芞展初入遞
  • 1993
    䌊勢神宮匏幎遷宮埡神宝補䜜奉仕
  • 2012
    䌊勢神宮匏幎遷宮埡神宝補䜜奉仕
  • 2017
    暪浜䌊勢山皇倧神宮参集殿埡柱補䜜奉仕
  • 2018
    重芁無圢文化財「沈金」の保持者に認定
  • 2020
    金沢枯クルヌズタヌミナルモニュメント「玉響」補䜜

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䜜品䞀芧

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