～川北 良造先生からみなさまへ〜
素材の神代欅とは800年ほど土中に埋没していた欅材で、そのような木材は神代物という。このような木材は、乾燥が難しい。作品制作に使用するには20年、30年と養生が必要です。素材は長年、土中で古色に変化した色味で工芸材料としても貴重です。
神代欅造盃
川北 良造
重要無形文化財「木工芸」保持者
Bid/purchase currency: Japanese yen
Price (including tax)
¥
286,000かわぎた りょうぞう
川北 良造
日本工芸会
木竹工
- 1999
紫綬褒章受章
- 2004
旭日中綬章受章
父、浩一が職人木地師として山中漆器木地を生産する中で、人間国宝 氷見晃堂、松田権六との出会いで、指導を受け工芸作品を制作するようになり、自身もその道に入りました。技術、表現も地方の特徴を生かし、その後も創意工夫をしています。独自の技法の中の１つには、方形の素材を回転させ削り仕上げる作品に加え加飾挽、象嵌、嵌装などがございます。
日本は古来より生活、建築、道具、用具等多種多用に木に親しみ使用してきました。工芸品は使用する事でその良さが味わえ、日常と場の演出にも楽しめる事と思います。
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